BLOG / 3Dプリンターで排煙ダクト用の異径チーズを自作した
3D PRINT2026.05.22
3Dプリンターで排煙ダクト用の
異径チーズを自作した
工房にはレーザー加工機と3Dプリンター(Bambu Lab)の2台が稼働しています。 それぞれ排煙・排気用のダクトが必要ですが、別々に取り回すのは見た目も効率も悪い。 そこで、1本のダクトに集約する「異径チーズ」を自作することにしました。
設計のポイント:合流角度を80度に
一般的なチーズ(T字継手)は合流角度が90度ですが、これだと一方の排気がもう一方に流れ込んでしまいます。 特に、3Dプリンターの排気がレーザー加工機側に逆流すると、フィルターの詰まりや臭いの問題が起きます。
そこで合流部分を90度ではなく80度に設計。 流体力学的に逆流が起きにくい角度にすることで、この問題を解決しました。 2台の径が異なるため「異径」チーズとなっています。
プリント中
素材はPETG(ポリエチレンテレフタレートグリコール)を使用。 耐熱性・耐薬品性に優れており、排気ダクトのように熱や有機溶剤が通る用途に適しています。 Bambu Lab のプリンターで、精度よく仕上げることができました。
完成
実際に取り付けた様子
既製品では対応できないサイズ・角度も、3Dプリンターなら専用設計で作れます。 「こんな形のパーツが欲しい」「市販品が見つからない」という場面で、 設計から製作まで一貫して対応できるのがNODOの強みです。




